お友達をお酒に誘うもふりにふられて金曜の夜に独りきり。そうだ!前から行きたかった焼きトンの店に行ってみよう!
「婁熊東京(るくまとうきょう)」
おしゃれー。しかも2F、入り口がわかりづらい、隠れ家的です。
「すいません!今日は予約でいっぱいなんですよー」
「あちゃー、それじゃまた...」
「7時半まででよければ!」
1時間もないですが、よいんですか?
「ささ、カウンターへどうぞ」
わー、ありとあらゆる部位の串焼きがあります。野菜は有機野菜。日本酒、焼酎、オーガニックワイン。
「生ビールとレバ刺し、子袋刺しをお願いします!」
「レバ刺しです。塩でお召し上がりください」
ごま油やニンニク醤油は食べたことがあるけど、ただ「塩」ってのは初めてです。
うまっ!
コリッコリで甘〜い。これはすごい。日本酒飲んじゃえ。
「子袋刺しです」
ネギ味噌であえてあります。これは焼酎が合いそうだなぁ。
店主といろいろ会話しながら旨い楽しい空間。
「串焼きも召し上がっていってくださいよー。時間はまだ大丈夫です」
と言われてしまったのでおすすめで串焼き3本。かしらとはつ。かしらはどこまでもジューシーではつは歯ごたえがぷっつり。
「てっぽうどうぞ」
直腸です。いわゆるこてっちゃん。これが。また。うまかった。笑ってしまう。
他のスタッフがバゲットを切り出しました。
「メニューには載ってないんですがモツの赤ワイン煮です。食べますか?」
はい、もう遠慮なく。バゲットは炭火で焼いてカリカリ。モツはトロトロ。うまい!これで赤ワインを飲みたい。レストラン顔負けだ。
とかなんとか、あっと言う間に7時半はすぎてしまい、そそくさとお勘定。
「今日はせかしてしまい申し訳ありませんでした。次回来られましたらがつ刺しをプレゼントいたします」
がつと書かれた名刺をいただき、夢のような1時間でした。