めずらしくかわたさんから飲みのお誘い。この人、長い付き合いなんですが、こっちから遊びに誘ってもあっちからのお誘いはいっさいなし。しかも多少自己中なところがある。
俺はまだ覚えている。俺の引っ越しの手伝いを「ボーリングがあるから」という理由で断り、その一年後、なにごともなかったかのように自分の引っ越しの手伝いをさせたことを。
おおかた女にでもふられたんだろう。しょうがねぇなぁ。スノボの疲れがピークだけどつき合ってやるかー。
おなじみ昇さんで乾杯。このわた、冷頭(ひず)、アジのたたき、その他もろもろ。
このわた(ナマコの内臓の塩辛)って初めてです。腸を一本つまんでちゅる。口の中に広がるホヤのような塩辛のような磯海苔のようなとんでもなく複雑な味わい。
こりゃいかん!というわけで日本酒をオーダー。かわたさんが水芭蕉を頼んだので同じ蔵元の谷川岳を。水芭蕉はほんのりやわらかで、谷川岳はキリっと辛口。
「白身の魚は水芭蕉で、このわたとか珍味は谷川岳だね」
宴もたけなわになったところでやはり女性にふられたということを告白。よしよし、次行こう。
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