オーストラリア旅行 17日目 ハービーベイ

2004年10月24日 10:31

フレーザーアイランドに行くためにフェリーが出航する港であるハービー・ベイへ向かいます。

車で4時間とちょっと。着いた。泊まる宿はWOOLSHED(羊小屋)。オーストラリアではなにかというとWOOLSHEDという名前を使うな。

この日は風が強く、予定していたホエールウォッチングができなくなってしまいました。宿の主人に「このへんでなにか遊ぶことはある?」と聞いたら「日曜だからなにもない!」と言われまして。今日は何もしない日です。

とうことで運転していて感じたオーストラリアの交通について書きます。

右側通行:日本と同じで右側通行です。車も右ハンドル。

右側優先:そして日本とは逆に右側優先。交差点で右折する時に待たなくていい。それはまだいいとして交差点で右を見なきゃならない。これが難しい。右は見ない。見るという感覚がない。

ランドアバウト:イギリスの例ですが同じシステムです。郊外の交差点はだいたいこんな感じ。交差点に信号はありません。これが難しい!他の車がいない場合は問題ないのですが、いる場合はもうなにがなにやら。単に右折したい場合にもぐるりと270度まわる必要があります。

速度規制:制限速度は守ってください。きびしいです。10キロ以上オーバーするとつかまるそうです。ハイウェイは100km制限なんですが、80kmの標識が見え、そして60kmの標識が見えると街が近づいた合図。ぽつぽつと家が増え始め、そのまま街の中心部になります。あぁ、うまく表現できない。日本のように高速をおりると町、ではなくて高速道路がそのままメインストリートという感じの町並みになります。とても興味深い。

凸:街の中の交差点とかスピードを出しては行けないところに道路が盛り上がった部分があります。ここは20km規制で、というかむしろそれ以下じゃないと底をスリます。これいいねぇ。これが家の前にあれば暴走族の深夜の暴走がなくなるのに。

夜はレストランで生ガキ。そんなにおいしくない。高いのにぃ。

ステーキが食べたくてしょうがない。やっぱり人間って血の滴るような肉が大好きなのかも。

この後はパブをはしご。ビール一杯づつ飲んでまわる。パブ・クロール(パブを這い回る)という言葉があります。

【オーストラリア豆知識】

ヘンな言い回しいろいろ。

・ケツの穴から指を抜け:「急げ」の意味。ケツの穴に突っ込んでいる指を抜いて両手を使えということ。でも残念ながらケツの穴に指を突っ込んでいる人をみたことがない。

・バラの香りをかがないで:これも「急いで」の意味。急いでいるのに立ち止まって花の香りなんかかがないで!

・飲んでいるトカゲのように平らだ:「時間ある?」に対して「忙しくて時間がない」と答える時に使う。英語の言葉遊びだったけ?ブローディーもなんでこんな言葉を使うかわからずに実際に使っている。

・タクシー!:パブで誰かがグラスを割った時に誰ともなく叫ぶ。グラスを割るほど酔っぱらっているから帰った方がいい、というヤジ。グラスが割れるとほんとに誰かが叫ぶ。何度も聞いた。




おなじみミートパイだ。中のミートは片栗粉で固めた感じのねっとり具合。

昼飯はめずらしくミートボールとトマトソースのスパゲッティ。まずくもないがうまくもない。はじめて料理した人が作った一皿という感じ。

この後も何度かスパゲティを食べますが、まずアルデンテは期待しない方がいいです。ぶよぶよ。個人的には好きですけどね。マズうまいという感じ。ジャンクフードが大好きさ。

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コメント(5)

そうね。約束した。じゃ、この表現についてもっと情報を調べた。

"flat out like a lizard drinking"
1. "to be/go flat out" = とても忙しい、とても速く動く、一生懸命何かする
2. "like a lizard drinking" の直喩を追加する。表現の意味が反対の感じに変わるから話がおもしろくなる。

オーストラリア語には直喩をよく使う。例えば:
"slow as a wet weekend"
"built like a brick shit-house" (とても強い、筋肉隆々)
"mad as a cut snake"
"charge like a wounded bull"

ある人の「flat out like a lizard drinking」についての意見 (英語のみ、ページの一番下)

オーストラリア語についてたくさんの情報 (英語のみ)

補足、ありがとう。

旅の間にブローディーには日本語のおもしろい言い回し「爆」を教えた。
爆食、爆睡、爆釣、爆乳、etc...
とくに「爆睡」がまるっきり逆の言葉でおもしろいと思う。爆発するように眠るって。
そんな説明をしていた直後に日本人ガイドが話の中で爆睡を使って大笑いした。

以前、オーストラリアに留学したんですけど、「オキドキ」とよくいわれたんです。意味は完璧とかといういみなんですけど、英語でかくとどうなんですか?教えてください。

赤ちゃん言葉?
Brodieはよく日本人のまねをして「おっけー」とひらがな言葉でしゃべります。「びぃるください」とか。ムカツク(笑)

美香さん:
「オキドキ」は話し言葉だけです。「okey-dokey」と書きます。「OK」の異なる形で、ちょっとかわいい感じだけど子供の言葉じゃありません。1930年代に最初に使われました。「OK」の異なる発音で「オーキ」が出来て、「dokey」は「okey」と韻を踏んでいます。詳しすぎね。:-)

やま:
まねじゃないよ。俺のまじめに習った日本語だ。となりの人の話に一所懸命盗み聞きして、使えそうな言葉を借りたよ。変な人たちだらけに聞いているかな?

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