魚勝＠蒲田

昨晩の日本酒はおいしかったのだが、いかんせんつまみがピザでは...。おい、今晩も飲みにいくぞ。

「築地 佃亀新 魚河岸 場外市場 魚勝」（長い）

あれ？魚屋さん？？...の奥が店なんですね。だいぶ戸惑いました。

まずはクーポンのビールでかんぱーい。カンパチとイカを頼んだら、大将が、

「盛り合わせにするか？そっちのほうがお得だ」
「いくらぐらいですか？」
「いくらでも。んじゃ、一人800円でみつくろってやるよ」

どーん！すげー！

カンパチ（新鮮すぎてコリッコリ）、イカ（おい、まだ透き通ってるよ...）、マグロ（中トロでやんの）、ホタテ（新鮮、甘み歯ごたえあり）、アワビ（でかっ！）、トリ貝。なんだこの店は！

この店を知ったきっかけ。このわたで検索しました。このわたとホヤの塩辛を食べにきたのです！

ホヤの塩辛ってやつは350円のくせにハンパないな！みんな、うまぃまぃまぃまぃまぃ...と思わず声が漏れます。

「これだけで日本酒が何杯でも飲めそうです」

珍味大好きにわやま君に食べさせたかった「このわた」もたいへん気に入ってくれたようです。

イカの一夜干し。ふだんマヨネーズは好まないわたくしですがやわらかい一夜干しとすだちマヨのコンビネーションにはうならせられました。

酒は酒田の上喜元（じょうきげん）。そしてこの店は焼酎の品揃えがすごい。プレミア芋焼酎がなんでもあります。あまり飲まないいしづかさんには、日本酒党の二人から「村尾」一杯1,800円の許可が出されました！

もうみんなじょうきげん！笑いっぱなし。

ビールと鮎は出会いの物だとか美味しんぼ知識をひけらかしていると、

「おぃ！たしか落ち鮎あったよなぁ？食うか？」

和歌山産のぶりぶりに卵を抱いた鮎をたで酢で食う。まいったねこりゃ。

安っ。なにもかもいいお店。このメンバーでこの内容で朝までコースにならなかったのが奇跡だ。