親戚の家に年始に行くとみきおんちゃん(みきおおじさん)が蕎麦を打ってくれます。
蕎麦打ちはこんな工程で進みます。
水回し:そば粉とつなぎの小麦粉をまぜ、そこに少しずつ水を加え、粉全体にまんべんなく水がいきわたるように指先で混ぜ合わせます。
捏ね(こね):そば粉を玉にまとめ、体重をかけて押してつぶしてはまとめ、押しつぶしてはまとめを繰り返しコシを出します。
菊ねり、へそ出し:最後の仕上げに親指のつけ根を使って菊のような形にまわりを押しつぶしていき、それを中心に向かってまとめるとヘソができます。そうすると空気が入らないんでしょうね。
延し:まず打ち粉をふりながら手で玉を平らに押しつぶします。
その後、麺棒で延ばしていきます。できあがったらまたたっぷりと打ち粉をふりながら2回ほど折りたたみます。
切り:そば切り包丁で切ります。去年やってみましたがすげぇ難しいです。
おんちゃんは茹でるところまで自分でやらないと気がすまないそうです。その気持ちはよくわかる。
今年の麺つゆは(もちろん自分で作る)、厚い鰹節、サバ節、イワシ節を使ったそうなのですが、旨味過多でみんなには不評。けっこう上品な麺なので蕎麦が負けちゃうのです。おれは鰹節が好きなのでけっこう好きでした。
また食べ過ぎた。ごちそうさま!
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