東京麺通団@西新宿

2003年12月10日 14:17

 「饂飩坊空海が19日で閉店だそうですよ」
 「100円でそこそこおいしいうどんが食べられるのにあの内容ではやむなし」

など、うどん談義をしていたら、そうそう、思い出しました。

東京麺通団

酒と肴も充実のようです。きむらさんとこうの君をさそって食べにいきましょう。



着きました。新宿駅から8分ぐらいでしょうか。



入り口にいきなり製麺機と茹で釜がどーんと。普通はここでうどんを注文するのですが、先にお酒を飲むのでスルーします。



具の天ぷらと並んで小皿に酒の肴が並んでいるので適当に取ります。

めずらしく最初から日本酒。「王禄 超辛純米(島根県)」辛くてんまいですねー!

芝エビ唐揚げ:普通にうまいです。
大豆の醤油豆:大豆をから煎りしたものを醤油につけたもの。たいへん酒によく合います。
いか塩辛麹漬け:ゆずの香りと麹の香り。
ほたるいか活漬:沖漬けじゃないですよ。1皿に2つ。おかわりおかわりで3皿食べました(笑)
鮭の酒びたし:いまひとつ人気なし。
その他、おでん、天ぷら。おでんのスジ肉串はまずいので食べない方がいいと思います。

途中もうたまらない!という感じでこうの君が「ひやかけ」を注文。首をひねっています。ただの醤油かけたやつが基本じゃないの?

悦凱陣(よろこびがいじん) 純米酒(香川県)」

おすすめを聞いたらこれ、と。でも普通のがなくて高い方を店の奥から出してもらいました。

 はぁー…(吐息)

うなっていると、讃岐弁の店員さんが近づいてきました。(ページ下スタッフ紹介のパロットのマスターという方でした。残念ながら讃岐弁は再現できません)

「この酒はねぇ、幕末に高杉晋作が隠れていた酒屋の酒で…(中略)…なかなか東京には入ってこないんだよ。近くのホテルのバーテンさんたちがわざわざこれを飲みにくるんだ…(中略)…でも地元では普通に祭りとかで一升瓶でまわすような酒なんだけどね…(まだまだ続く)」

語る語る(笑)。たいへんおもしろい話が聞けました。居酒屋コーナーを併設したほうがいいのでは?

1時間半ぐらい飲んでました。そろそろわたしもうどんを。



「ひやかけ (小)」

間違えたー!「しょうゆ」を頼むつもりだったのに!とりあえず食べてみます。讃岐うどんの新参メニューというからには普通はこんな食べ方しないんでしょうね。麺が固くなりすぎて腰というよりゴムという感じです。ここのダシはいりこというより昆布って感じでした。



「かまあげ (小)」

ちょうど麺が茹で上がった直後だったので注文。今度は水で締めてないから柔らかい。うどんは単純なだけに難しいな。でもうまいですよ。

こうの君は勢いが止まらず3杯目に突入。少し「しょうゆ」を食べさせてもらいます。

 これ、しょうゆの優勝

全員納得のうまさ。これだけの為に新宿で電車を降りそう。



今日の客の中で一番飲み食いした自信あり。

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