心身ともに冷え切ってしまったので、今夜はあったかいものをつくります。寒河江のばあちゃんから納豆汁のつくり方をちゃんと聞いてきました。
材料 (4人前):納豆 … 1パック
芋がら … 2本
豆腐 … 1丁
こんにゃく … 1/2枚
油揚げ … 2枚
だし汁 … 5カップ
味噌 … 適量
セリ … 少々
セリがなければ三つ葉かネギで。薬味はあったほうがいいです。
「芋がら」というのは上の写真のことで里芋の茎を干したものです。関東でも売ってるんですか?しりません。ばあちゃんからたくさんもらってきました。うちの母はあまり好きではないらしくうちの納豆汁には入っていないのですが、母の母、つまりおばあちゃんは「芋がらが入らない納豆汁は納豆汁ではない!」と言い切りました。
熱湯につけて30分ほど戻し、よくもみ洗い、水洗いをして下ごしらえをします。
作り方:1. 納豆をすりばちでする。
2. 芋がら、豆腐、こんにゃく、油揚げを小さめ(1cmぐらい)に切る。
3. 鍋にだし汁を入れ、芋がらを煮る。
4. コンニャク、油揚げを加え煮る。
5. 豆腐を入れ、味噌を溶き入れる。濃さはみそ汁よりちょっと濃いめ。
6. すった納豆を溶き入れる。煮たつ直前に火を止める。風味がとぶので煮立てちゃダメ。
7. 大きめのお椀によそって、セリをどっさりのせて召し上がれ!
お好みで、里芋、なめこ、ニンジン、ごぼうなどを加えてもおいしいです。むしろ加えてください。
うちでは納豆をすりばちでするのは子供の役目だったのですが、いまではこんなパックが売っているそうです。ばあちゃんは「うまぐね」と言っていたのですがけっこうな手間ですから便利ですね。ひきわり納豆を包丁で叩いて使うという手もあるそうです。
あつあつをわしわし食え!うまいぞ!
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